メモ:生物学者として

とりあえずここを生物学者になるために必要な情報を書いておくためのメモとして使うこととする。

所信表明:
一旦生物学者として生きることにしてみる。この時、専門領域として環境保全や種の保存等の国が意識しているような問題に取り組むこととする。これは収入の面からも重要である。
そのためにはまず、この日本における生物関連の環境問題を把握する必要がある。何も知識がないからこそ、必要な領域の知識を速やかに習得する柔軟さがあると逆に考えてみよう。
基本的に、私がやりたいこと、というのはない。ただ一つ、誰かが困っている問題を解決するという一つの観点において活動を行うこととする。

・「ネイチャーポジティブ」という観念が最近隆盛の兆しを見せているらしい。環境保全や生物の種の保存を重視していくような傾向が国単位で行われて行きそうだ。

・日本国内における生物関連の問題について把握するために、様々な大学の先生をたずねるというのもありだろうか。

・生物学者の仕事の一つに、農業や漁業?等の第一次産業における収穫物の収量をあげるというものがあるらしい。遺伝子組み換えによって病気に強い種を作るだとか、より可食部を大きくするだとか、そういった感じなのだが、これはかなり基礎研究が役立ちそうな領域な気がする。

・父親が北大の生物関連の名誉教授と話す機会があるらしいのだが、その場所に行って直接その教授から生物多様性における問題についてきくべきだろうか。

・生物多様性への取り組みを行っている団体や機関、大学の教授等を調べて回る。必要であれば直接話を聞きに行くことも辞さない。

・今のところ生物学者としてなにをするべきか把握できていない私であるが、「昆明・モントリオール生物多様性枠組」という近年採択された世界目標に具体的な30個ほどのゴールが設定されているため、その各ゴールと日本国内の状況とを照らし合わせながら考えていくのがよさそうだ。

・30by30目標として、陸や海の環境保全を目指すらしいが、具体的にどのような取り組みを行っているのか、もしくはおこなおうとしているのだろうか。

・バカなことを言っているかもしれないが、人間がインフラをもっているなら、野生生物のためのインフラがあってもいいんじゃないか?肉を自動で吐き出すようなポンプがあったりね。人間が今まで奪ってきた要素を野生に還元するということは考えられないだろうか。まあ奪ったものと言えば土地なんだけど、土地をさしだすわけにもいかないし。野生のために、とても栄養のある野菜の種をまいておく、とか、地中の栄養素をふやすようにすれば、必然的に野生生物にとってもいきやすくなりそう。

・生物共生サイトという、環境大臣からすでに保全システムを認められた区域が存在するらしく、それらで行われている活動を知ることも重要そうだ。

・海外の、サバンナだとか熱帯雨林だとか、まあなんでもよいが、人間が全く介入していないような本来のあるべき生態系の姿を参照することで、実際に今の日本の自然においては何が問題なのかを正しくとらえることができそうだ。現状では特に、空想の生態系の理想像みたいなものが出来上がってしまっている。それを矯正していくひつようがありそうだ。

・金の匂いがする。NbSという自然を元に様々な問題解決方法を探るという考え方があるらしく、これはまさに生物学者が社会貢献できるやつではないか。要調査。

・これから民間の企業も、事業に関して生物多様性を鑑みざるを得なくなってくるだろう。その時、生物多様性コンサルなるものができればウハウハなこと間違いなしだな。

・やはりネイチャーポジティブという考え方が新しく、多くの雇用を生み出すことは火を見るよりも明らからしい。ビジネスチャンスについても考える必要がありそうだが、むしろ生物学者としてではなく、直接的にネイチャーポジティブの方策を実施するような職業を考えてみるのもわるくないかもしれない。

・ネイチャーポジティブの取り組みの一つに、国民一人一人の意識改革が挙げられている。つまり、意識改革のための教育イベントや講演の機会も増えるということだ。行幸である。

・世界が日本の里山という二次的自然の構造に注目していて、「SATOYAMAイニシアティブ」という方策が提案されているほどらしい。私も、この里山という構造についてより深く知り、ネイチャーポジティブに向けた具体的な案について知っておく必要がありそうだ。

「SATOYAMAイニシアティブ」について:日本の二次的自然地域を手本とした自然共生社会を目指すこと。里山の形態については世界の共通言語として「社会生態学的生産ランドスケープ・シースケープ(SEPLS)」と呼ばれる。行動指針は次の3つ。一、多様な生態系のサービスと価値の保存を考える。二、革新促進のための伝統的知識と近代科学の融合。三、地域住民を尊重したうえでの新たな共同管理の在り方を考える。以上のことから、単に生態系の保存というより、地域と連携した、文化の保存という側面もあるようで、やはり自然と人間の文化というのは切り離せないものなのだろう。生物学的なアプローチにとどまるような狭い視野ではだめそうだ。

・これらの取り組みはそれ単体の目標達成を目指しているというよりも、他の国レベルの課題と並行して、ネイチャーポジティブの動きがむしろそれらの課題解決につながることを期待しているように思える。つまり、より広い視野で、とある生物多様性に関する活動を行うにしても、それが与える他の課題への影響を考えながら行うひつようがあるだろう。

・昆明・モントリオール生物多様性枠組の資料において、「地球規模で影響を及ぼす自然の変化の直接要因は(影響の大きい順に)土地と海の利用の変化、生物の直接採集、気候変動、汚染及び外来種の侵入である。これら5つの直接要因は様々な根本的原因、すなわち変化の間接要因、によって引き起こされている。さらに根本的な原因の背景には、(中略)社会の価値観や行動がある。」との記述がある。これらの要因をもとに考えるのが最も手早い課題発見の手立てとなるだろう。

・一つ気になるのは、単に生態系の保存というだけでなく、「その生物多様性の持続的な利用」という言葉にある通り、利用を前提として考えているという点だ。今私の中では、例えば熊の出没を抑えるためにどう彼らを山の中に押さえ込んでおくか、などとかんがえていたが、それもあるだろうがむしろ考えるべきは今現在人々がかかわっている自然に対してのアプローチであって、人間と生物多様性が交わるような領域についてまず考える必要がある。

・かとおもいきや、やはりメインは絶滅にひんしている種の保存らしいので、まあ色々考えるか。

・まず、現在の人々と自然が交わっているような空間における、種の絶滅のリスクを考え、もしリスクが高くなっているならばその要因を特定し、それを排除もしくは対処するような方策を考案するという流れになるだろう。こういった場合の対処の策としては大抵短期的で不可逆的な案により、再生不能なダメージを逆に与えるといったことが起きがちなように思える。自然はサイクルであるということを意識したうえで、そのサイクルにうまく入り込ませられるような案を考えなくてはならないというのが、やはりこの課題を国際問題化させている要因でもあるのだろう。ならばこそ、積極的に前例や他国の事例を参照していくのが吉と見える。

・継続的に、定量的な判断指標を作成したうえでモニタリングすることを求められている。ゆえに地域住民との協同が重要なのかもしれない。

・グリーンボンドとは

・以下がターゲットの概略である。
(ターゲット3)2030 年までに陸域と海域の少なくとも 30%以上を保全(30by30 目標)
(ターゲット6)2030 年までに侵略的外来種の導入率・定着率を半減
(ターゲット8)自然を活用した解決策等を通じた気候変動の生物多様性への影響の
最小化とレジリエンスの強化
(ターゲット 15)ビジネスにおける生物多様性への影響評価・情報公開の促進
やはり外来種については、これが侵襲的という修飾語句を伴っているところがカギなのだろうが、実際排除していくことを求められているっぽいな。

・外来種の駆除について、生殖器官を破壊されたその駆除対象の天敵となるような生物を環境に流せば、それこそ短期的な効果だけを発揮するため、なかなかいい案のように思える。

・実例。
一度絶滅したトキを野生下で繁殖させ、復活させたことがある。
小笠原諸島は外来種駆除に関して世界的な評価を受けている。
三陸復興国立公園はグリーン復興の誓いの場。いつか行こう。

・山入る時の装備として、まあ主にクマ対策として、めちゃめちゃ高周波の、野生動物が嫌がるような音を出せるような機器を携帯しておけばどうにかならんかな。

・国がやることとしてあげているのは、一に社会に生物多様性を浸透させること。これはワークショップなどの、教育の視点をもつとよさそうだ。二に、担い手と連携の確保。地域住民との連携、仲良くなるのは必須で、都市部から人手の確保もしたいから広報というかSNSのようなものも考える必要がある。まああとは、人がいないなら、むしろ里山の管理もロボットやAIに任せるというかんがえもあるかもしれない。モニタリングや数値を基にした判断ならAIがすでにできそうだし、ゆくゆくはそうなっていきそうなもんだな。

・これはまさに生物学者のような仕事だが、生物多様性のそもそも現状把握のために国としてもどこがどう問題になっているのか、調査をする必要性を感じているようだ。これに関してはおそらくごちゃごちゃ考えんとフィールドワークしまっくたり、ああでも地域住民に聞き込みとかできたらそれは一番楽かもしれない。

・おいどうやら遺伝子組み換えした生物の野生への放流については「カルタヘナ議定書」においてその危険性が示唆され規制されているかもしれない。

https://www.env.go.jp/content/000262619.pdf
https://www.env.go.jp/seisaku/list/senryaku_hukyu.html
これらの資料にはちゃんと目を通して置けるようにここに貼っておくことにする。

・30by30のHP。ここに書いてあるような団体ともコンタクトをとってみるのが大事かもしれない。色々な人、団体と話をして、生物学徒としてできることがなんなのか、今行動できることになにがあるのかを知り、調べる。
https://policies.env.go.jp/nature/biodiversity/30by30alliance/

・これまたNbSのリンク。見る
https://www.env.go.jp/nature/biodiversity/nbs.html

・みどりの食料システムについてのリンク。食料生産というのは案外軽視しがちだが実はなによりも大事なものかもしれない。https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/midori/index.html

・これは林野庁のリンク。森林については結構興味あるから森に関われるプロジェクトがあるなら連絡してコンタクトをとろう。
https://www.rinya.maff.go.jp/j/sin_riyou/sustainability.html

・そしてこれは基礎生物学研究所のリンク。もしここでも手伝わせてもらえるならそれはかなり嬉しいことだな。だが基礎研究をメインにやっているから、うーん、でもここでの経験は絶対に活きないわけはないから、やるしかないな。
https://www.nibb.ac.jp/

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